通話料無料のサービスにはいくつかの種類があります。
おなじみの0120から始まるものから0800などが代表ですが、通信会社によって商品名が違うことは、「フリーダイヤル」という言葉があまりにも浸透している為か、あまり知られていない様です。
ちなみに、本件のタイトルも≪フリーダイヤルの種類≫という風に、読む方に伝わりやすいようあえて「フリーダイヤル」の商品名からとっていますが、これはNTTコミュニケーションズの登録商標となっています。
他社が扱う商品も通話料が無料という点は同じですが、サービスを運営している会社が違うので、全く違う商品となり、そのサービス内容も異なってきます。
また、その多くは、その電話番号に添えてフリー○○○という表記がされています。
フリーダイヤルを初めて導入する方は、その種類があることをご存じない方も多いと思いますので簡単にご紹介してみたいと思います。
■着信課金サービスの種類について
・「0120」
言わずと知れた0120からはじまる通話料無料サービスの代表格で、NTTコミュニケーションズの商品となります。
この知名度は、どの通信会社と比較しても群を抜いています。
また、フリーダイヤルの表示には一筆書きで2つの輪を描いたロゴマークが大変有名ですがこのマークは原則として0120の着信課金サービスにのみ使用されることとなっています。
まさに`安心と信頼’のブランドが確立している、同サービスの中の代表選手であることは間違いありません。
・「0800」、「0088」、「0077」
0800からはじまる通話サービスはKDDIの「フリーコール」という商品です。
こちらも知名度は高く、その番号を見かけることも多いかと思います。
他にも
NTT東日本・西日本・・・フリーアクセス
ソフトバンクテレコム・・・フリーコール
フュージョンコミュニケーションズ・・・フリーボイス
などのサービスがあり、それぞれにロゴマークのデザインも異なります。
近年では、番号ポータビリティサービスの導入により、従来の電話番号を変えることなく通信会社を変更できる制度があります。