時代と共にどんどん新しいものが増え、便利な世の中になってきました。
その背景には、便利さ故のストレスも増加しているという現実があります。
現代社会のストレスには、様々な原因があるかと思いますが、この中でも面倒なのは気付かぬうちに負の要素≪ストレス≫を溜め込んでしまっている事なのです。
以下にひとつの例をあげてみましょう。
■連絡ツールのデジタル化
今やパソコン・電子メールはビジネスシーンに欠かせないアイテムとなりました。
どのような業種であっても、これらを使わない会社や店舗はほとんどないのではないでしょうか。
これらのツールは仕事の効率を大幅にアップし、今となっては「これがないと仕事が出来ない!」という方も多く見受けられます。
しかし、逆の目線から見てみると、それだけに頼って大丈夫なのか、という疑念が湧いてきます。
どのような仕事でも、根本的には人と人との繋がりから生まれています。
会話をすることの大切さはしっかりと認識しておかなければなりません。
連日メールだけのやり取りで取引を進めると、非常に無機質な感覚に捕われませんか?
人はコミュニケーションを取りながら、時には談笑しながら、円滑にコミュニケーションを取ることが必要です。
メールでお決まりの定型文をひたすらやり取りすることで、気付かぬうちにストレスを溜めているかもしれません。
是非、お客様や取引先の方と会話をして下さい。
相手を感じない環境では、仕事をするやりがいさえ見失うことがあります。
お客様や取引先の方と直接話すことで、相手を身近に感じることが出来、仕事にも意欲が湧いてくることと思います。
「ありがとうございます」の感謝の言葉も、文面からではなく、言葉で伝える方が何倍も心に響くものです。
電話は人とコミュニケーションを取るのに大変有効で便利なツールです。
直接相手と会話をすることで、自分自身の心の満足度を高めることが出来、それがストレスの解消にもつながるのです。
億劫だと思わずに、これまでよりもっと意識的に電話をかけてみてはいかがでしょうか。